自律神経失調症
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背中の痛みと胸の拍動を伴う息苦しさ
長年仕事も続けながらのパートナーの看病が続き、気が付いたら背中の痛みがおさまらず、胸のドキドキ(自分の拍動が強く感じて不快)、息苦しく夜も寝つけない。
上記の症状以外にもいくつもの不調を訴える。
病院では「自律神経失調症」と診断される。
当院の患者さんのご友人の紹介で治療を開始。
症状
体の症状
- 背中の痛み
- 動悸
- 息苦しさ
- 耳鳴り
- 下痢
- 腰痛
- 頚腕痛
- 高血圧
心の症状
- 以前は好きだった部屋のインテリア雑貨のショッピングも途中で体調が悪くなったらどうしようかと思い行く気になれない
- 血圧が気になって仕方なく1日に何度も計らないと気が済まず不安になる
来院者
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頻度
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通院回数
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使用したツボ
・大椎 ・陶道 ・背柱
・百会 ・風池 ・角孫髎
・和髎 ・神庭 ・曲差
・四白 ・承漿 ・上廉泉
施術と経過
首から背中、症状が強い時は腰にかけての痛みに対しては自律神経に対応する棘突起間の督脈のツボを使用。
頭部、顔面に鍼を施すことで心身ともに落ち着きも出てくる。
腹部の状態を確認したのちに頚腕部の施術を行うことで腹部の膨張がある程度おさまる。
膨張が落ち着いたところで腹部に特化した呼吸法をサポートしながら実践。
実践後は身体がスッキリして呼吸もしやすく、表情も明るくなる。
長年にわたり症状を抱えていて、体の癖も強く症状も多いため根気よくコミニケーションをしっかりと取りながら治療を続けた結果、血圧も安定し計らないと不安になる事もなくなった。
また久しぶりに娘さんとショッピングとランチにも出かけることができた。
現在では、症状が悪化することはなくハードな仕事にも取組み日常を過ごせています。
今の状態を保つために治療を継続されています。
またご自身でも積極的に調整法を実践されていることも体調の安定につながっています。